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☆ 官報合格 ☆
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第54回 カトレアさんより 2004/12/28投稿 |
学校:大原 科目:簿記・財表・法人・相続・消費 |
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私が今回合格したことを知ったのは、12月10日の朝9時34分に届いた友達からの携帯メールでした。
「官報合格おめでとう。」その一言のためにどれだけの時間を費やしてきたであろうか。
私は税理士の受験資格がなかったため、日商簿記3級から勉強を始め、3級、2級、1級と進んでいきました。税理士の勉強に入ってからは、1年1科目合格する事を目標に頑張りました。これから各科目について書きます。
1年目に受験した簿記論は、1級の発表後でしたので途中から入学しました。税理士の試験の形式は、日商の問題とはまた、違ったものでした。
とにかく授業を受け、問題を解き、定例を受けるという事の繰り返しをしました。
個別問題にも力を入れ、答練や定例試験の点数をどのテストもあまり点数の開きをつけないで、極端に悪い点を取らない様に心がけました。
そうする事により、本試験でどんな問題が出されても、ある程度の点数が取れる力がつく事になります。弱点項目を作らない事が一番の秘訣だと思います。
直前の2週間で直前模試や、過去の本試験10年分を毎日2時間、時間を計って解いた事も自身に繋がったと思います。
2年目に受験した財務諸表論は、かなり勉強しました。私は理系なので、理論に対して苦手意識がありました。
財表理論の体系をつかむため、税経セミナーの別冊の分厚い本を買って、授業と並行して、参考書代わりに読んで勉強しました。
計算は注記を書く所は、簿記論とは異なりますが、全体的な流れは同じなので、総合問題を解いてスピードアップを心がけました。
3年目には、消費税法と相続税法を勉強しましたが、相続は不合格でした。
消費税は、計算に関しては、とにかく課税の対象か対象外か。対象になったら、4%売上か非課税か輸出免税かという様な判定に力を入れました。
判定を間違ってしまうといっぺんで終わってしまうからです。
理論に関しては、理論の体系をよく理解しないとタイトルあげが出来ませんので、理サブを回し体系を把握して、応用理テキの問題をかたっぱしから時間を計って自分で書いて練習しました。
4年目に受験した法人税法は、計算にしても量が多いため1回わかったと思ってもちょっと見ない間に解き方を忘れてしまう所が大変でした。
先生から同じ問題を満点になるまで解き直す様に言われ、始めは半信半疑で「こんな小さなミスでもやり直すの。」と思っていました。
しかし繰り返しやっていると、直前には本当にスピードも速くなり、自分で出した答えが確信を持って「あってる。」と思える程にまでなりました。
あと、授業は真剣になって聞きました。法人税を1年で合格出来ましたのも先生のお陰で心から感謝しております。
5年目には、1度不合格だった相続税を受験しました。2回目の授業は1回目とは違い「ああ、こういうことだったのか。」とよく理解する事ができました。
財産評価には力を入れました。財産評価問題集を繰り返し解き直すとスピードがつきます。
理論は本法規定と措置法規定、相続税と贈与税の両方を書くのか問題文をよく読んで気をつけなければなりません。
税理士の試験は自分との戦いだと思います。最後まで諦めない。妥協をしないで自分自身に厳しく頑張りとおすことが、試験を制する上で重要な事だと思います。
自分に負けないように頑張って下さい。
私が今、こうして合格出来ましたのも熱心に教えて下さった大原の先生方のお陰であり、とても感謝しております。
本当にどうもありがとうございました。
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