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☆ 相続税法 ☆
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第51回 匿名希望さんより 2002/12/16投稿 |
学校:大原 クラス:一般 年数:1年 |
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相続税法を一年で合格するために一番必要なことは、どの科目にも精通していますが「基本をしっかりおさえる」ことだと思います。
相続税法は、テキスト等では一般、上級の差はあまりないと聞いていました。ですから、一般クラスで一年間しっかり勉強すれば合格できる科目なのです。参考になるかわかりませんが、私の実際にしていた勉強方法を簡単に紹介します。
*計算*
相続税法の計算問題のボーダーは高く、特殊な財産評価以外についてはほぼ完璧な答案を作成しなければなりません。まんべんなく解答する上で必要になってくるのが、計算のスピードと慣れだと思います。1年目だとどうしても個別問題ばかり解いてしまいがちですが、私は出来るだけ総合問題を解くように心がけていました。そして、総合問題で間違えたところをテキストで確認後、個別問題を解くようにしていました。
相続税法の計算の範囲はそう広くはないので、総合問題を数題解くことによって財産評価から税額控除関係までほとんどの項目が網羅されます。そして時間配分も自分でわかってくるので、個別問題を大量に解くより総合問題を解いたほうが効率的だと思います。
*理論*
相続税法の理論の暗記が始まったとき、まず「めちゃくちゃ覚えにくい理論やな」って思いました。法人税法の理論は一つ一つは覚えやすいのですが、量が多いので題数をためていくのが大変でした。それとは対照的に相続税法の理論は、題数は少ないのですが本当に覚えにくい・・・。私は、通勤時間を利用して理論暗記をしていたのですが、一日往復しても頭に残らなかった日もありました。試験直前期になると焦りも出てきます。そこで暗記の方法を変えました。
授業ではちょうど応用理論をやっていたときだったのですが、それまで個別理論ベースで暗記していたものを応用理論ベースに変えたのです。それにより、重要な部分のみを優先的に暗記することができたうえ、複数の個別問題を関連付けて暗記することもできました。さらに試験一ヶ月前くらいになると、一般に販売されている受験雑誌を見て、色んな専門学校の本試験予想とかも参考にしていました。ランクの高いものは絶対にはずしてはいけないので、自分の中で優先順位をつけるため、参考にしていました。私は運良くこの方法で合格できたのですが、余裕のある方はもちろん個別、応用の全てを網羅するほうがいいと思います。
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