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☆ 消費税法 ☆
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第58回 匿名希望さんより 2008/12/22投稿 |
学校:TAC クラス:上級 年数:2年 |
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初年度速習からの参戦でB判定、2年目の今年は年明け上級からの参戦で合格となりました。
消費税1年目は、税法の勉強自体が初めてで、年内は法人と、簿財不合格時の保険として簿記の演習を受講していました。フタをあけてみると、簿財共合格だったため、簿記から消費に科目変更。2科目で進んでみたものの、2科目共ろくに復習ができず共倒れに。。。
3月後半、「小さい税法の方がまだなんとかやれるのではないか」といことで、法人を切って消費を一から始めることにしました。
初年度は理論も計算もきつかった。覚えた!と思っても理論で手が止まる・・・。そして、計算もちょっと間があくと計算パターンを忘れてしまう・・・。「理解しないと先に進めない」タイプの私には、短期間で全てを仕上げるのはなかなか厳しく、初年度は敗退。ただ、計算はある程度仕上がったという感触があったので、年内は他の科目を勉強していました。
そして2年目。意識したことは以下の点でした。
<理論>
◎「空で早口」レベルまで頑張る
結局のところ、このレベルまで理論が仕上がっていなければ、手が止まるのです。消費は用語も長いので、1単語がどれなのか、フレーズに気をつけて覚えていました。
◎納得できなければ法規集
理論教材で勉強している中で、フレーズがどうしてもしっくりこないところがありました。しっくりこなかったら法規集で確認、法規集がそのままの表現ならば潔く諦め、理論教材側が端折っているためにしっくりこない部分については、「法規集ではこんな表現」と横に書いて、覚えやすい方で覚えていました。
<計算>
◎基本をおろそかにしない
直前期に「直前期のテキストばかりやって、簡単な項目を見失わないように」と担当講師が話していました。そんな時間はないよ・・・と思いましたが、よーく自分のミスを振り返ってみると、基本的な項目の理解が足らないようだと判明!試験直前の2週間、直前テキストと併せて上級のテキスト・トレーニングを満遍なく見直しました。このことが基本的な区分判定を確実なものにしたように思います。
ただ、総合問題を解くペースが落ちてもいけないので、直前1週間は毎日1題総合問題も解きました。
◎特殊論点も捨てられない
今年は計算で特定収入が出ました。専門の読みが一般的な原則課税だとしても、それを鵜呑みにして「特定収入」や「簡易課税」を捨てて当日一発アウトだとあまりに悲しいので、やはり最低限の準備はしておくべきです。特に特殊な論点ほど突然出題されて頭が真っ白になりがち。この2論点は前日に解きなおしました。
2回で合格できましたが、決して成績が良かったわけではなく、上級演習〜直前期の答練は平均点にのれば良い方でした。それでも受かったのは、やはり諦めなかったからだと思います。
出題予告がされている答練で理論がかけても、範囲指定がなくなったときに書けるかは別問題。答練の結果だけで一喜一憂するのではなく、本試験で書けるようにするためにどのように勉強するか、を大事にすべきだと思います。
【参考にした書籍等】
・TACの教材
・法規集
・大原の全国統一公開模試と直前予想模擬試験(受講したから何ということもなかった気がしますが、気休めにはなりました。)
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