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理論暗記の知恵袋

はじめに

 税理士試験を克服するうえで理論暗記術はとても重要な位置づけとなります。

 税理士試験は暗記力の試験か・・・意味が無いことだ・・・と言って、逃げたがる受験生が結構いらっしゃいますが、もしそう思ったかたがいらっしゃれば、実際に合格できるレベルまでの暗記をしてみてください。暗記をしたおかげで合格に見合うだけの実力がこんなに早く、一緒についてきているんだということを実感するはずです。また、暗記は意味がしっかりと理解できていなければ長期記憶としては絶対に残りません。暗記作業を通して、短期記憶から長期記憶へと移行していかなければならないのです。(短期記憶〜長期記憶のメカニズムはまたどこかで機会があればお話します・・・)

 またプロの目から見た場合、暗記できている人とそうでない人との実力の差は自然とその大半が判断できるだけの学力差となっています。経験上、暗記をしようとしない受験生(全て自分の言葉だけでの作文)で法人税の知識があるな〜と感じた答案は一枚も見たことがありません。述べるべき論点がズレていたり、足りなかったり・・表現がどうしても曖昧で、専門用語が正しく使用されておらず、わかっていないなーと感じる答案となってしまっているのです。

 理論暗記は早期合格のためには避けて通れない道。なんとかして効果的に楽して覚えたい!暗記をすることによって早く合格をものにしたい!

 そう思った方はどうかお付き合いください。

 なんとかして、自分にとって楽に覚えられる方法を見つけましょう。

理論の暗記はどこでもできる

 理論暗記はまとまった勉強時間がなくても、何処でもできます。そういった細切れ時間を利用した暗記術を身に付けることも大切なことです。
 特に働きながら勉強をされている税法受験生には、「理論暗記は電車の中だけで覚えた。」という方も珍しくはありません。要は集中力の問題ですから、これを参考に色々な場所で頑張ってみてください。

・通勤又は通学電車の中

・自動車の運転中(コレは危ないからダメです)

・歩きながら

・トイレの中

・お風呂の中

・友達との待ち合わせ時間などを利用して

・昼食をとりながら

・睡眠学習1(自分の吹き込んだテープの声を聴きながら寝る)

・睡眠学習2(夢の中で復唱している?)

・その他(
募集中♪


みなさんの理論暗記の場所をお聞きしています。是非アンケートに答えてください。
アンケート

細切れ時間を利用した理論の暗記法

 細切れ時間を利用しての理論暗記は、とにかく集中力です。一般的な方法を簡単にご紹介します。

(1)内容の理解。

(2)タイトルを覚える。

(3)タイトル毎の文章を細かく区切って覚える。

(4)上記が一通りできたら、(3)の区切った文節を大きくしていく。

(5)タイトル毎の暗記が完成したら、その範囲を1題分へと広げていく。

〜塵も積もれば山となる〜 ということなのです。

暗記にまつわるノウハウを無料で・・

 効果的な理論暗記法についての無料セミナーを毎年専門学校で実施しているのをご存じですか?無料ということですが、こういったセミナーを疎かにしてはいけません。税理士試験に関するプロの講師が暗記に関するノウハウを一挙公開しています。それぞれの先生方特有のノウハウも当然披露されます。
 こういったセミナーは毎年各校で実施されていますが。「昨年受けたからいいや・・」といって受講しないのはもったいない話です。実は、同じ教材であってもそれを伝える講師が違えば、そのノウハウも様々なのです。
 活用しない手はありませんよね?もしかしたら、たった2時間ほどの講義を受けるだけでその後の理論暗記がぐっと楽になるかもしれないというチャンスは絶対に逃さないでください。

 また、こういったセミナーはその学校の受講生限定・・・という訳ではありませんので、他校ということで遠慮をしてはいけません。受験校としては、そういった他校の受験生を快く迎えて、次期の受講生を獲得するための広報も兼ねているのです。

 どんどん活用しましょう!


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