担当講師の選択は、その講師がどこまで受験生の事を考えているのか?
それを見抜くこと。それだけです。
うわべではダメです。その講師の本質を見抜いてください。
質問に行ったら優しいからとか、なんでも答えてくれるといった類ではダメです。
その質問の一つ一つの答えでも、実はその受験生個々に解答の仕方は違ってきます。
優しく答えた方がいいとき、冷たく突き放した方がいいとき、
サービス業精神でのサラリーマンの営業スマイルでなんでもかんでも、優しく答えてくれるようでは、自分の力を最大限に発揮してくれる良い講師と巡り会ったとは言えません。
ちなみに、頻繁に質問にいらっしゃる人には、後者の対応が適していることが殆どなのです。
自分でよく考えもせずに質問して解答を得ても、頭には残りません。
そんな人に対しては冷たく突き放すことによって、次からはよく考えてから質問をされるようになりますので、その質問の内容やその質もどんどん変化していきます。
つまり最後の確認に講師を頼るのであって、それまでの過程においては自分で努力をしようとする意志が自然と身に付いていきます。
勉強は最終的には自分自身との戦いなのですから、講師を辞書代わりに使うことは結局自分の為にはなっていないのです。
また、色々な環境の中で勉強している受験生のことを一人の人間として個々に考えられる講師でなければいけません。
勉強時間がたくさんある受験生を合格へ導くのは簡単です。
勉強時間がどうしても無い人や成績が悪い人であってもそれを逆転合格へ導くことが出来るような講師は、そんな勉強時間がどうしてもとれないような受験生のことをも真剣に考えて全体の授業をしているのです。
たとえ勉強時間がたくさんあっても、自分に甘く遊んでしまって勉強しない受験生でも自然と勉強がしたくなるような、そんな授業が出来るのです。
ロングクラスだから・・とか、夜クラスだから・・などと言って甘いことを言ってしまったり、またクラスの成績が悪いことや合格者が少ないことをも、そういったことを言い訳にしているような講師ではダメなのです。
勉強しないからダメなんだ。
ではなく、
勉強できないならこうすればいいんだ。
ということを常に考えてくれるような、
そんな講師に巡り会うことができればいいですね。
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